よくSEOとリスティング広告（PPC広告）は比較対象となります。

先に結論から申し上げますと、どちらが良い悪いという比較はナンセンスであります。
もちろん、どちらにもメリット、デメリットは存在していますから、それを比較対象とするケースが多いのも事実としてあります。

双方を効果的に利用することが、宜しいのでは無いかと個人的には思っています。

これからお話しする事はあくまでも一部の人の意見であるという事を念頭に入れて頂きたいと思っています。

まず私自身の考え方として、リスティング広とSEO対策は同時進行するべきだと思っています。
同時進行すると結果的には、リスティング広告が先行します。（これは理解できると思います）
そして徐々にSEO対策の効果が出始めてくる。
リスティング広告でキーワードについてのテストマーケティングもできますので、私自身は良いと感じている訳です。

中小企業で、ネットからも売り上げを上げたい！と考えてネットショップをオープンしたというケースでは、特にリスティング広告に重きを置くべきだと思っていますし、実際このような担当者は、SEOは良くわからないから手を出せない。リスティング広告なら取りあえず自分でできる。という人も意外と多くいらっしゃいます。

ひとつ勘違いして欲しくないのは、リスティング広告は確かにアクセス数を増やす即効性があります。
しかしSEO効果は無いという認識は持っておいてください。

しかし、コンテンツが良いものであれば、リスティング広告で知ったあなたのサイトですが、もしそのあとリスティング広告をやめてしまって露出が無くなったとしても、ユーザーは色々な方法であなたのサイトを見つける可能性はあります。

個人的には、リスティング広告で効果が出たのであれば、やはりSEO対策にも力を入れるべきであると思っています。
だってその方が、更なる効果が期待できるわけですから。

よってリスティング広告自体にSEO効果は無いのですが、どちらもアクセス数を増やす取り組みであるともいえるので、リスティング広告の結果としてSEO効果があるような錯覚に陥る事はあると言えます。

ここまでの話だとSEO対策のメリットが無いと勘違いされる恐れもあります。
SEOをやる事での自然検索結果の露出アップは、クリック率、ブランド力を高められます。効果は高いと言えるでしょう。

どちらもしっかり計画的に活用していきましょう。