検索結果が同一ドメインだけの疑問

Googleは検索結果での同一ドメインのページを表示するアルゴリズムを少なくしたり増やしたりと変更を行っています。少し前から気になっていたのでお伝えしたいと思ったのですが、検索結果に同一ドメインが10個というのを良くというか意外に見かけるようになりました。

私が見つけるキーワードは、比較的スモールキーワードといえるものではありますが、正直、検索エンジンを利用するユーザーでの意見としては、同一ドメインが占めているそのサイトをクリックする気になりません。(私だけかもしれませんが)

また、常にこの辺は修正しているのか、定期的に観測しているとトップページに同一ドメインが10個だったものが、2個になったり、3個になったりします。
相変わらず全て同一ドメインという検索結果も、もちろんあります。

GoogleのMatt Cutts(マット・カッツ)氏は、同じサイトの複数のページを1つの検索結果に表示させる事を、「ユーザーにとって同じドメインのサイトからのページを複数見せた方が良いと判断すれば、それを行う」と言われているようですが、果たしてこの「見せた方が良い」という判断がユーザーにとって有益かどうかについては少し疑問符が付いてしまいます。

Webサイト運営者からすれば、自身のサイトが1ページ全てを独占することは嬉しいでしょう。
しかし同一ドメインが1ページを独占しているのを見たユーザーはどう判断するか? というのが気になります。

少なくとも私は、ユーザーとしては、検索キーワードを変更して検索し直します。

順位チェッカーを利用すると、1位から50位まで同一ドメインと言う事もあります。しかし目に見える検索結果では、トップページには1つで、残りは3ページ目以降に表示されている事もあります。50位以降のサイトがトップページから2ページ目に表示されているという事です。(あくまでも私が実際に検索して表示された結果である為、違いは当然起こります)

アメブロの場合でも同じように言えるのですが、アメブロの場合では、同じドメインと言っても、作成者が違うため、中身は別ドメインと同じだと言えますが、1ページ2ドメインという事が多く見られる気がします。

冒頭に伝えた、同一ドメインが10個独占しているサイト(実際すべて拝見したが、満足は得られなかった)よりも、アメブロを10個の方が余程有益であると個人的には感じています。(まぁ全てブログと言うのも良くはありませんけど)

Googleの検索アルゴリズムの変更は、必ずユーザーにとって有益であるとは言えません。
(同一ドメインが多く表示される事を有益ではないと言っている訳ではありません)
スパムを行っていないサイトで有益な情報を提供しているサイトがアルゴリズムの変更によって大きく順位を下げる事もあります。もちろん時間と共に順位は戻りますが・・・。

しかし、検索エンジンと言う(市場)手の平で、うまくビジネスを行っていかなくてはいけません。

Googleがどこまで検索ユーザを見ているかを知りたいですね。
今回の話で取り上げたキーワードでは、私が知る限りの3つ4つの同一ドメインが占めているキーワードの検索結果は、現在は解消していました。まだまだありますけど。

今後どのように変化していくのか見守って行きたいと思います。