被リンクサイトに未来はあるのか?

被リンクサイトとは、サテライトサイトと呼ばれています。
サテライトサイトについては、「サテライトサイトのあるべき姿」を参照して下さい。今回はまた違った視点から考えて見たいと思っています。

被リンクサイトのその目的の殆どは、上位表示を達成するために行っていると言えると思います。
結果的に、被リンクサイト(サテライトサイト)=誘導サイトとなり、Googleのガイドラインに違反しているサイトが多く存在しているのが現状ではないでしょうか。

次回のペンギンアップデートでは、順位変動にインパクトがあるような予測がされていますので、取り締まりが一段と厳しくなりそうですね。

被リンクサイトを見直す点として、第一に考えるべきは、検索エンジンが無かったと仮定したときに、被リンクサイトを作ったかどうかという事があります。
しかし、予想としてはそのほとんどが、“NO”と答えるのではないでしょうか。

この視点だけで考えると、被リンクサイトはすべてスパムサイトとジャッジされてもおかしくはないと言えると思います。
そして被リンクサイトには未来が無いように感じてしまいます。

しかし、上位表示を達成する上では、被リンクを受ける事は重要な位置付けである事は、現在もなんら変わりがありませんので、上位表示を達成したいのであれば、被リンクサイトは必要なのです。

であるのなら、被リンクサイトを質の高い有益な情報を提供するサイトに生まれ変わらせる必要が出てきます。

もちろん、被リンクサイトにSEO対策は行わないでしょう。しかし、スモールワードであれば検索結果で50位以内位に表示させる事は普通にできます。
その被リンクサイトを見た人が、もっと詳しい情報が知りたい。視点を変えた内容が見たいと思ってくれれば、リンク付けしたメインサイトにアクセスしてくれるかもしれません。そうなれば、これは、被リンクを送るだけのサイトではなくなるでしょう。

これからの被リンクサイトの位置付けとしては、今までのサテライトサイトの概念ではなく、メインサイトをサポートするサイトという役割が重要ではないかと感じています。

メインサイトとは違った視点からアプローチしてもっと詳しい内容はメインサイトへといったイメージとかが必要かと感じます。

メインサイトで一生懸命作成したページを100人中100人が評価する事は無いと思います。本来ならメインページと被リンクサイト(サポートサイト)で相互リンクした方がこの場合ユーザにとっては、有益なのかもしれませんが、やはりそこは、上位表示を達成したいサイトに対してのサポートになる為、一方通行のリンクになります。

もちろんこれらの被リンクサイトを作成するには、時間と労力が必要になりますが、このような作業は、大企業では中々できない事であると感じています。
小回りの利く、SEO業者の方が向いていると思います。

いずれにせよ、最近は、検索順位の動向も落ち着いていますが、近いうちに進化したペンギンが日本に上陸する日も近いと思います。
その時に結果をしっかり調査したいと思います。