アンカーテキストの自然な使い方?

アンカーテキストの使い方についても、昔と今では変わってきたようですね。
リンクの売買をメインに行っていた業者では、以前では、キーワードを羅列してリンクを貼っている事がよくありました。
また、サイトの被リンク元調査の依頼を受けた時は、何気ない日記風の200文字程度の記事に所々、まったく文脈とは関係のないキーワードが入り込んでおり、それがリンクとなっていると言った事もありました。
少し前では、これらでも、上位表示に対しては効果があったからこそだと思います。

SEO関連の情報では、アンカーテキストに狙ったキーワード含めることについても、ナチュラルリンクでは、「こちら」とか「URL」だったりが多い為、検索エンジンに不自然に思われるという記事もあります。当然ですが、同じ人間が行わない限り、アンカーテキストが、同じになる事は無いでしょう。

アンカーテキストのキーワードが、具体的にどの位の割合で効果があるのか?以前に比べて数値としてどう変動したかという事は誰にもわかりません。

しかし、上位表示を達成する上で効果が高かった(敢えて過去形にしました)という事は確かだと思います。
また、今では、アンカーテキストのキーワードと前後の文章の関連性もチェックされています。

ここでリンクの意義を確認しておくべきだと思いました。

もしあなたが、他のサイトに被リンクを送るとしたら、それは、自分のコンテンツを更に深く理解できるからとか。他の視点で良い記事だとか。
ユーザーにとって有益であるという思いからリンクを貼るのではありませんか?
という事は、そのリンクはユーザーにクリックしてもらいたいという気持ちがあると思います。

この視点からすると、ユーザーがクリックしそうなアンカーテキストが、良いアンカーテキストであると言えるのではないでしょうか?

このように考えた時、これが検索エンジンから、×を受けるとは思えません。だってユーザーの利益を優先した結果なのですから。

もちろん冒頭に出てきた、キーワードだけの羅列とか、読んでも文章として成り立っていないというのは論外ですね。
これらの質の低いサイトとつながりがある事自体、あなたのサイトの評価も下がるでしょう。

今回のアンカーテキストに限らず、ユーザー視点で物事を考えれば、多少なりとも答えが出てくるのではないでしょうか。