SEOを取り巻く環境の変化
何年も「SEO」について学んでいる方にとって、SEOを取り巻く環境の変化を実感されている方は多くいると思います。
ここ最近では、SEOをビジネスとしている業者も、一昔前とはだいぶ環境が変わり大変な苦労をされているケースもあるようです。
数年前までのSEOから振り返ってみて思うことは、検索エンジンが目指すベクトルとWebサイトオーナーやSEO業者が目指すベクトルに差異があっても問題になっていませんでした。
その結果として、スパムチックなSEO対策でも成果を出せていたと言えるかもしれません。
そもそも論ですが、Webサイトオーナーとしての目的・目標は、狙ったキーワードや色々なキーワードで上位表示を達成して、自然検索からの流入(アクセス数)を増やしコンバージョンを上げていきたい。という所でしょう。
それに対して検索エンジンとしての目的・目標は、「検索」という価値の向上により検索利用ユーザーの拡大という所でしょうか。ここで言う「価値の向上」とは、キーワードに対してよりマッチしたサイトをユーザーに届ける事を主として利用者にとって有益と感じるような取組みなどが当てはまります。
まとめると、「ユーザーが検索した結果より良い情報を見つけられる」ことでしょう。
検索順位を決定するアルゴリズムは日々進化を遂げています。
ここから考えると、ランキングにおいて先にお伝えした検索エンジンの目的・目標に沿ったサイト作りをしていく必要性を感じます。
Webサイトを育成し上位表示を狙う上で、基礎的な考え方に検索エンジンの考え方を取り入れて、適切なサイト設計をし、検索ユーザーに価値のあるコンテンツを届ける事を日々実践するべきであると感じています。
しかしこれだけでは、コストが思った以上にかかるとも言えます。
そこで、もう一方では、別の見方での育成が必要だと思うのです。
こちら側はやはりリンクや他の対策が当てはまります。
検索エンジンの検索結果が全てのユーザーにとって有益な回答であるとは言えないと思います。
であるからこそ、日々トライ&エラーを繰り返し、検索エンジンは検索精度をより目的・目標に近づくように取り組んでいるのです。
ですから私たちも日々、自サイトを育て上げていかなくてはいけないと感じます。
中にはうまくいかないこともあるでしょう。
しかし諦めずに日々しっかり取り組んでいきましょう!