SEOは、量“より”質なのか?

SEOは、量“よりも”質なのか?

当ブログでも、コンテンツの質は、今後上位表示を達成するに当たって重要であるとお伝えしていますし、また被リンクについても関連性やリンクを送るサイトの質が重要ともお伝えしております。
しかし、「量よりも質である」という言葉に関しては少し疑問に思うところがあるのは、私だけなのでしょうか。

この意味は、質は重要だが量は重要ではないとも、受け取れてしまいます。

多くのSEO情報の中には、「質>量」というニュアンスと感じられる場合がありますが、私としては、「質の中に量を求める」ことが上位表示を達成する上で重要であると考えています。

質と量を同じ土俵とせずに、質を先に考えて実行し、そして量を考えて実行するという順番を守ることだと思っています。

サイトコンテンツにしても、質の高いコンテンツを作成する事がまずは大事ですが、上位表示を達成するためには、インデックス数という量も関連性があると考えています。
確かに、新規ページを更新した方が良いサイトと、コンテンツを更新して運営した方が向いているサイトと種類がありますが、ビジネス上で運営しているサイトでは、前者の新規ページを増やして行く方が向いていると考えます。⇒これってページ数を増やす事ですから、量ですよね。

もちろん、意味のない、うすっぺらいページを何ページも作成した所で、百害あって一利なしと言えると思います。
でも質と量は別々のものではなく、質があって量が活きると思っています。

被リンクについても同じように言えるでしょう。

上位表示は相対的に決定されるという原理を考えると、ライバルとのコンテンツの質をどのように比べれば良いのか基準はありません。

イメージとして判り易いのが、ページランクかと思います。
ページランクの高い(質の良い)サイトからのリンクが多ければ(量)ページランクは上がります。
でも、評価のないサイトから大量のリンクを受けても評価は高くはなりません。

上位表示が相対的に決定されるのですから、同じようなコンテンツの質のサイトだった場合、確率としては質の良いコンテンツの量が多い方、質の良い被リンクが多い方が、上位に表示されると考えます。

結局は、皆が質を重視してコンテンツ作りを行ったとしたら、次は量になるのは明白ではないでしょうか。もちろんアルゴリズムは今後どのように変わっていくのかは判りませんが、質という枠の中にしっかり量を意識しなければいけないと思います。

キーワードにもよりますが、ミドルキーワード、ビックキーワードで半年、1年位安定して1位~3位を獲得しているサイトは、質と量を兼ね備えたサイトであるのです。

質の良いものを大量にというのはとても大変であると考えていますが、一定のルールに則って内部対策と外部対策を行う事で上位表示は難しくはないと、今までの経験と現在の状況から判断しております。

SEO対策を難しく考えすぎないようにして欲しいと思います。