クローラーとインデックスの関係その2
クローラーとインデックスの関係について前回の続きとしてお伝えしていきたいと思います。
前回では、クローラーの巡回とインデックスされる事はイコールでは無いことをお伝えしていますが、それについてもう少しだけ詳しくお伝えしていきたいと思っています。
Webページをアップしたのであれば、いち早くインデックスして欲しいと考えるのは当然の事ですし、インデックスされているかどうかは、SEOという事に関心が無い方であっても、気にされた方が良いと思います。理由は言わなくてもお解かりだと思いますが、ユーザーの殆どは検索エンジン経由で、Webページに辿りついているからです。
やはりインデックスを促進するためには、まずは、クローラーに頻繁に来てもらえるようにする事ですね。
ここでまず大事なのは、オリジナルなコンテンツでの更新頻度を増やすという事です。意味のないページをいくら作っても、上位表示には役に立ちませんし、もしかしたら、インデックスすらしてもらえない可能性も考えられるからです。(あくまでも可能性です)
WordPressでブログやサイトを運営されているなら、Ping送信も有効な手段であるといえるでしょう。Ping送信のプラグインなどが、wordpressにはありますので、利用してみて下さい。
またサイトマップも一度送信したら、もうしなくて良いと思っている方もいらっしゃいますが、そうではありません。
頻繁に行う事はあまりお勧めしませんが、定期的にサイトマップも送信していきましょう。
最後に、ページランクが高い方が、クローラーの訪問頻度が高いという事があるようですが、目的がページランクを上げる事になってしまうと、リスクが増えてしまいますので、あまり気にしない方が良いと思います。
インデックスに関してですが、インデックスにも色々な種類があると言われていますが、その辺は特に気にされる必要は無いと思います。
インデックスがされないページが無いかなどをチェックし、自身のWebサイトの状況を把握するようにして欲しいと思います。
その為にも、以前お伝えしました、Googleウェブマスターツールへの登録は行っておいた方が良いと思います。
また、たまたま新規で取得したつもりのドメインが、以前利用されていたドメインであった場合などでは、インデックスされるのが非常に遅い場合があります。
あまりにインデックスされない場合では、Googleに対して、リクエストする事も有効である場合があります。
ちなみに参考として、上記のような(オールドドメインともいう)ドメインで、新規で取得したドメインがたまたま以前利用歴があったものがあり、それを新規でwordpressでサイトを立ち上げて1週間に1記事を投稿しながら様子を見ましたが、インデックスされたのはサイト開設から1ヶ月半後という結果でした。もちろん、その間にはサイトマップも送信し、Ping送信も行いました。
しかしインデックスされた後に、Googleウェブマスターでクローラーの状況を確認してみると、立ち上げ直後から巡回されていました。この事からもクローラーとインデックスの関係が同じでは無いことが分かると思います。
2回に渡り、クローラーとインデックスの関係についてお伝えしました。前回の記事を見ていない方は、ぜひ見て欲しいと思います。