カニバリゼーションって何ですか?

SEOとは全く関係のない所で、「カニバリゼーションって何ですか?」と話の流れで質問を受けました。

SEO業界においても使われることがありますので、今回は簡単にカニバリゼーションについてお伝えしたいと思います。

カニバリゼーション(cannibalization)とは、主にマーケティングの世界において使われている言葉と言えるでしょう。

その意味は、簡単に言ってしまうと「共食い」と言う意味なのですが、例としては、自社の製品同士がシェアを奪い合う事(共食い)をしてしまい、予想通りの売上が上がらないなど、自社の2つ以上の商品やサービスそしてブランドなどがお互いに競合してしまい良い結果に繋がらない事などで用いられています。

SEOの世界においてのカニバリゼーションとは、主に多数あるサイトページ同士が同じターゲットキーワードで競合してしてまい、場合によっては、検索結果に表示されないケースなどがある事で使用されています。

最近ではロングテールSEOの重要性も増しておりますので、個人的にはあまりカニバリゼーションを意識しなくても良いと感じています。

本来であれば、1ページ1キーワードでコンテンツを作成するのが望ましいのですが、そうはいっても同じようなキーワードが被る事も出てくるでしょう。

それを考えてしまい、結果ユーザーに役に立つコンテンツが作れなくなれば本末転倒となっていまいます。
同じキーワードがあったとしても、他のキーワードとの組み合わせは違うはずですから、気にしない方が良いのではないかと思います。

ロングテールでアクセスを少しでも多く集めることが先決であれば、なおさら、意識せずに良いコンテンツを沢山作成してほしいと思います。
それがきっと、ユーザーとあなたにメリットをもたらすだろうと思います。